概要

年少者用テストについて

年少者用テストは年少者の日本語力を短時間に測るために開発されたテストで、SPOTと漢字テストの2種類から構成されています。

テスト利用の目的

年少者用テストはさまざまな場面でご利用いただけます。

  • ・海外からの帰国生が日本の学校に入るときの「めやす」を知る
  • ・国内外のインターナショナルスクールなどにおける子どもの日本語力を知る
  • ・海外の中等教育(JFL)の日本語学習者の日本語力を知る
  • ・学期単位、年単位などで日本語力の伸びをみる
  • ・個々の子どもの各テスト間の結果を比較し日本語力を診断する

テストの特徴

年少者用テストは日本の学校教育の内容を指標としており、「学習言語」能力の測定を中心に据えています。このテストは日本の公立小学校においても実施されているため、ご利用いただいた場合、それらのデータとの比較ができます。また、本テストには用紙版・タブレット版・ネット版(公開予定)があり、集団で実施する場合や、個別で対応したい場合、漢字が書けない子どもに実施する場合など、さまざまなご要望に応じてお選びいただけます。 そのほかに、成人用SPOTテストと同じように、短時間で受験者の日本語運用力を客観的に測定することができ、受験者・実施者に負担の少ないテストになっています。

受けられるテスト

SPOT(Simple Performance-Oriented Test)について

どんなテストか:

画面に文が一つ出てきます。その文には( )が一つあります。文が出ると同時にその文が読まれます。文を聞きながらその( )に入るひらがなを4つの選択肢から選んで入れてください。答える時間はとても短いです。

テストが測っていること

ある文を読んだり、聞いたりしたときにゆっくり考えたら分かることでも、すぐに分からなければ実際の生活でコミュニケーションはできません。このテストは実際に使える能力を推定する目的で作られていますから、少し聞きにくかったり、解答時間が短すぎると感じるかもしれません。実力があれば、それがはっきり聞こえるし、時間も十分あると感じるでしょう。

SPOTの種類

年少者用SPOTは、YA、YB、YCの三種類から構成されており、それぞれ60問あります。

三種類のテストが対象としている学習者:
YA: 海外初等・中等教育でJFLとして1年から3年程度日本語を学んでいるレベルの学習者
YB: 日本の小学校1年生から6年生相当のレベルの学習者
YC: 日本の小学校4年生から中学生相当のレベルSPOT(YB)の高得点者

漢字テスト

どんなテストか

年少者用漢字テストは子どもの漢字力を把握し、情報を提供することで、どのような指導が必要かを見るテストです。 日本の学校のどの学年配当漢字までが既習か、読み書きができるか、意味が取れるか、文の中で適切に使うことができるかを測定することができます。

テスト例

以下のような画面が表示されます。選択肢の中からひとつ選びます。

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テストの構成

1・2年、3・4年、5・6年の三つのセクションからなっています。30問ずつで、合計90問です。各セクションは、意味情報処理問題(12問)、形態-読み情報処理問題(12問)、総合的処理問題(6問)に構成されています。さらに、意味情報処理問題には絵問題(4問)、同群意味問題(4問)、対義語問題(4問)が、形態-読み情報処理問題には読み問題(6問)と書き問題(6問)が、総合的処理問題には文中語彙問題(6問)が含まれています。


受験のしかた

年少者用テストネット版はただいま整備中で、ご利用のしかたなどは今後公開していく予定です。

連絡先:筑波大学留学生センターTTBJ研究プロジェクト

問い合わせは、メールでお願いします。

ttbj-notify@ttbj-tsukuba.org